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国文学会

 国語国文学専修には、会員で構成される関西大学国文学会があります。本学会は1924年、専門部に文学科が設置されてすぐに活動を行い、1934年には、関西大学国文学会叢書を刊行しました。その後、学会の体制を整え、創立記念大会は、1948年に文学部に国文学科ができた翌年に開かれました。2013年現在、実に90年以上の伝統ある学会です。長年の間、定期的に年2回(7月・12月)の大会と懇親会を開催し、機関誌である『国文学』を発行してきました。最近は「彙報欄」を設け、現在の国語国文学専修の様子や行事などの紹介もしています。『国文学』には、故澤瀉久孝、故清水好子、故岡見正雄、故中村幸彦、故谷澤永一関西大学名誉教授ら国語国文学界を牽引してきた諸先生方をはじめ、学部学生や大学院生などの研究者が執筆し、国内外からも注目を集めてきました。
 さらに、本学会は、「谷澤永一名誉教授を偲ぶ会」などの記念事業を開催し、記念誌の発行もしてきました。こうした学会の活発な活動は、会員同士の交流を深め、国語国文学研究の発展をうながしています。

関西大学国文学会 会則第一条(名称)本会は、関西大学国文学会と称する。
第二条(目的)本会は、会員の研究活動の進展と相互の親睦をはかることを目的とする。
第三条(会員)本会は、下記の者を会員とする。
  1 関西大学文学部国語国文学専修の在学生。
  2 関西大学大学院文学研究科国文学専修の在学生。
  3 上記1・2の卒業生(中途退学者を含む)のうち、入会を希望する者。
  4 関西大学文学部国語国文学専修の専任教員、および元専任教員。
  5 上記以外の希望者で、総会の承認を得た者。
第四条(事業)本会の目的を達するために次の事業をおこなう。
  1 講演会、研究発表会などの開催。
  2 総会、懇親会などの開催。
  3 研究誌などの編集・刊行。
  4 その他の事業。

第五条(委員および役員)本会は、国語国文学専修の専任教員全員を委員とし、委員の中から次の役員を選出する。役員の人選は総会で正式に決定・承認されるものとする。

  1 会長 1名
  2 会計 1名
  3 会計監査 1名

第六条(委員会)委員会は、総会、懇親会などの開催、研究誌などの編集、その他の事業の企画・運営にあたる。その統括は会長がおこなう。

第七条(経費)本会の経費は、会費、寄付金、およびその他の収入をもってこれにあて、会計が厳正に管理する。会計は、総会において1年間の会計報告をおこない、監査を受け、総会の承認を得る

第八条(会費)会費は次のとおりとする。在学生は原則として卒業・終了予定時までの1年会費の全額を入会時に前納する。それ以外の者は1年会費または終身会費のどちらかを選択して納入する。1年会費の継続納入がなされない場合は、会員存続の意志がないものとみなす。なお、いったん納入された会費の返却はおこなわない。

  1 一年会費 年額3,000円

  2 終身会費 25,000円(大学院修了・中途退学者は、大学院在学中に納入した1年会費全額を終身会費の一部として読み替えることができる。)

第九条(事務局)本会の事務局は関西大学文学部国語国文学専修合同研究室に置く。
第十条(会則変更)本会会則の変更は、総会の議決を経ておこなう。
  付則
本会則は、平成16年12月18日より施行する。
本会則は、平成25年4月1日より改正施行する。